携帯電話の分野は、めまぐるしい変化と進化を続けています。消費者ニーズや価値観の多様化が進んでいる現代においては、変化の度合いもスピードも高まる一方です。
モバイルインフラでは、3.9Gや4G、あるいはWiMAXなどの新しい技術が登場し、さらなる高速化が進みます。また、モバイルネットワークのAll IP化によりインターネットの世界との接続がよりスムーズに行えるようになるでしょう。
このようなモバイルインフラの進化にあわせて、携帯電話端末も急速な進化を遂げています。
低消費電力で高い処理能力を実現するデバイス技術の進歩をベースに、高度なマルチメディア処理や革新的なユーザインタフェースのサポートなど、次々と新しい技術を取り入れて進化し続けているのです。
一方で、携帯電話端末のソフトウェア規模の巨大化は、端末の価格やサービスの商品性に大きな影響を及ぼす問題となっています。
ソフトウェアのプラットフォーム化は、端末開発のコスト増大に歯止めをかけ、新しい技術やサービスをタイムリーに導入する非常に重要な戦略です。今や、Linux、Windows Mobile あるいはGoogle Androidなど、携帯電話向けに様々なプラットフォームが開発されています。
このような時代において、着実な成長・発展を実現するためには、先々を見据えた視点が必要です。
KDDIテクノロジーでは目の前の問題に取り組むだけではなく、5年、10年単位で、将来に向けた課題を検討し、進むべき方向性を定めています。
現在KDDIテクノロジーでは、「技術基盤の構築」 「技術基盤の強化、確立」 「技術基盤の進化」という大きな3段階のフェーズを設定し、それを念頭に置いた事業計画で業務を進めています。
そこでは現在を「技術基盤の構築」フェーズと位置づけ、KDDIグループが推し進めている革新的な統合プラットフォーム「KCP+」を確立、展開することを、重要な課題としています。
また、日々の実務を通じて浮上するさまざまな課題を的確に把握し、継続的に対処し続けていくことも、とても大事なことです。
その積み重ねこそが、私たちの技術力をさらに向上、蓄積させ、結果的に事業領域の拡大へと繋がっていくと考えるからです。
最先端の通信技術にいち早く対応し、その実用化に貢献していくことはもちろん、確固とした技術基盤を作りあげることで、携帯電話のソフトウェア開発にとどまらない「総合エンジニアリング会社」へと発展していく。
それが、私たちKDDIテクノロジーの目指す方向性なのです。
